2019年3月から猛威を奮い始めたコロナ禍により、連盟行事も思うように進められない中2019年8月末、二十数年の永きに亘って会長職を務めていただいた山ア一正氏がご逝去されました。 随分月日が経ってしまいましたが、先ずは山ア前会長のご冥福をお祈りいたします。
さて、私は山ア前会長からバトンを受け、2019年10月に八王子スキー連盟六代目会長に就任しました。 既に二年もの歳月が流れてしまいましたが、ご挨拶が遅れましたことをご容赦ください。およそ二年に亘ったコロナ禍下による行動規制も漸く先がみえてきて、来るシーズンは通常のスキー行事が開催できる雰囲気になってきました。この機会に紙面をお借りして初心と云いますか、当連盟の運営に当たっての私なりの考えを披露させていただきます。
八王子スキー連盟は2018年11月に設立70周年記念式典を行いましたので、73年の長い歴史を誇り所属する東京都スキー連盟の中でも登録番号「12」という、古豪とも云える連盟です。そして、傘下には10のクラブと約400名の登録会員を抱える連合団体です。 前会長が目標としていた「スキーは楽しい!!」ことを初心者に感じてもらい、若年スキーヤーの底辺を広げていくことも念頭に、各クラブとの連携を密にして、会員が望んでいることを実現していきたいと思います。連盟の運営に当たってはボトムアップを基本としますが、上部団体との関係からスピーディーな決断が必要となり、時としてトップダウンの形となり得ることもご承知置きください。
ここからが私の目指していきたいことになりますが、自己本位であるのは承知の上で述べさせていただきます。 スキー連盟も含めあらゆるスポーツ団体は競技団体です。したがって競技会で好成績を残すことが大きな目標です。そのためにも、底辺の拡大・年少選手の育成は重要な課題です。競技と云うとアルペンスキーに特化されがちですが、基礎スキーの技術選手権も立派な競技種目と思っています。 具体的な目標として「都民大会・SATクラブ対抗での団体上位入賞(5位以内)」と「全日本スキー技術選手権への複数名の出場」を掲げたいと思います。 自分勝手なことを縷々述べさせていただきましたが、来るシーズン皆様の力をお借りして、実り多きシーズンにしたいと思っています。何卒、ご協力の程よろしくお願いします。
2021年12月1日 八王子スキー連盟 会長 小倉信夫
令和元年11月9日(土) 八王子エルシー富士桜桃の間にて式典と祝賀会が開催されました 当日の様子はこちらから→